富士登山バスツアー・富士山ツアー
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富士山初心者にも安心の富士登山ツアー!!【基礎知識】


基礎
知識1
山小屋を有効に利用してゆとりある登山を
富士山には河口湖(吉田)・須走・御殿場・富士宮の4ルートがあり、もっともポピュラーで富士登山の入門者に適していると言われているのが富士スバルライン5合目から登る河口湖(吉田)ルート!5合目を出発して富士山頂に登頂し、お鉢めぐりをして下山するまでの時間は約10時間。山小屋で休憩をせず夜通し歩き頂上で御来光を拝んで下山という人もいるが、初めての富士登山者には体力的にかなりハードでお勧めできません。山小屋で1泊(仮眠)して、深夜に出発して頂上で御来光を迎えるというのがお勧めプランです。お昼前に5合目に到着して約1時間ほど体を気圧に慣れさせるための休憩、だいたい13時前後に出発−ゆっくりと登り山小屋到着は17〜18時頃!夕食・休息・仮眠(山小屋に滞在することは体を休めること+空気の薄さに体を慣らす効果があり高山病のリスクを減らすことができます)をとり深夜1時前後に山頂を目指して出発。山頂で御来光を迎え、お鉢巡りをして午前中に下山開始、お昼前後に5合目到着となります。

基礎
知識2
天候がよい時期ってありますか?
7月中旬〜8月上旬頃までは比較的安定した天候が続きます。なぜなら・・・梅雨が明けると、太平洋高気圧が日本列島に張り出す日が多くなるからです。山頂は山麓よりも20℃前後気温が下がります。山頂(体感温度零下)→約0〜8℃。実感としては2月の北海道・スキー場ですので防寒対策は忘れずに。

基礎
知識3
夜行登山の危険性を認識する
山頂で御来光を迎えるためには夜行登山が行われます。暗い登山道(9合目からは岩場の登山です)を睡眠不足や寒さ、空気の薄さと闘いながら歩くので疲労が蓄積されやすいです。足元も見えづらいので落石も起こりやすく、避けるのも難しい。日中の登山よりも危険性が増すことを認識してください。シーズン中は山頂までの山道が長蛇の列となることが多いので準備を怠らないようにして下さい。

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知識4
登山経験者、ガイドと一緒に登頂する
富士登山初心者が1人で登ることは極力避けてください。できれば、富士山に登った経験が有る人や登山経験者との登頂、ガイド付きツアーに参加する事をお勧めします。富士登山初心者は体力のある内にハイペースで登頂して途中でバテてしまいがちです。一定のペースを守れ、コースを把握しているリーダーとの登頂が重要な鍵になります。『満喫!富士登山』は富士登山選任ガイドがツアー参加者の体調・ペースを把握しながら先導するツアーですので富士登山初心者の人には安心のツアーです。

基礎
知識5
富士登山の歩き方
とにかくゆっくりと、息が切れず、汗をかかない程度のペースで一定のリズムを保ちながら長時間登頂のコツ!普段より小股で歩き、足裏全体を地面に着け(砂れきの多い富士山では足が砂に取られやすいです)、足を逆ハの字(急斜面)で歩くことを心がけてください。

基礎
知識6
呼吸はゆっくり深く、吐くことを意識して
できるだけ酸素を取り込めるよう、『ゆっくり』『深い』呼吸を意識してください。苦しくなった時は、”吸おう吸おう”では無く肺の中の空気を吐き出すことを強く意識してください。富士登山時は、通常生活の1.5倍空気を吸うこと(吐くこと)を意識してください。

基礎
知識7
休憩は1時間に1度を目安に
バテる前に休むが基本!個人差もありますが、1時間歩き10分の休憩を目安にして下さい(登り始めは身体が慣れていないので30分前後で休憩)。バテてからの休憩では疲労の回復が遅くなるので余裕をみて休憩してください。休憩する時は登山道を空け、他の登山者の邪魔にならないようにして下さい。河口湖(吉田)ルートは山小屋がたくさん有るので山小屋を目標にしながら休憩するのも一つの方法です。

基礎
知識8
登山道にトイレはありますか?
各山小屋にあります。5合目からトイレは有料(50〜300円なので小銭を用意するようにしよう)ですが24時間利用可能です。維持にお金が掛かるため、山頂に近づくほど値段が上がります。ここ数年で、山小屋のトイレが環境対応型のバイオトイレに生まれ変わりました。
河口湖(吉田)ルートの下山道には本8号目より7合目までの間トイレが有りませんので御注意下さい。また、9月に入りますと一部のトイレが閉鎖になりますので登頂時に御確認下さい。

基礎
知識9
落石には最新の注意を
落石には自然発生のものと、上を歩く人が不用意に落としてしまう人為的な発生があります。小さな石でも周囲の石を巻き込んで大きくなるし、速度もかなりのスピードになります。人為的な発生は、登山道を外れて登頂する登山者が起こすケースが多いのでマナーを守った登山を心がけてください。万が一落石が発生した場合は大きな声で周囲の人に知らせ登山道山側で身体を小さくし、落石が過ぎるのを待ってください。

基礎
知識10
携帯って通じるの?
夏の登山シーズン中、NTTドコモは山頂にアンテナを立てるためつながりやすい。auは不安定ですが使用可能。ソフトバンクは山頂では圏外になります。携帯電話は通話エリアが変わることも多く、また当日の気象状況の変化によっても通話ができなくなる場合がありますので参考にしてください。

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知識11
水分補給を忘れずに!
富士登山中は喉が渇いていなくてもこまめに水分補給を行ってください。(水分が不足してから喉が渇くのでそう感じてからでは遅いのです)水は登頂前に500ml〜1000mlを用意するのが良いと思います。それ以外、多く持ち歩くと体力を消耗してしまうので、少々割高になりますが山小屋で買うのが無難です。

基礎
知識12
高山病
富士山の気圧は5合目で地上の約75%、頂上では約65%と言われております。7合目を過ぎた辺りから高山病の症状がでる事が多い。睡眠不足・体調不良・前日の深い飲酒などの体調によりどんな人にも起こり得ます。めまい・頭痛・はきけ・むくみ等の症状が出ます。万全な体調で臨み、とにかくゆっくり歩き・こまめな水分補給を怠らないことが有効です。(山小屋での休憩・仮眠は尚可)高山病にかかってしまったらゆっくり休憩し、水分を十分に取ってください。(山小屋で酸素缶を販売しておりますので利用するのもひとつです。)症状が治まらない場合には登頂を諦めて下山をしてください。高山病は死に至るケースもありますので安易に考えないでください。救護所は河口湖(吉田)ルートは7合目、富士宮ルートは8号目にあります。

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知識13
行動食を持参する
休憩時に行動食(ナッツ・ドライフルーツ・チョコレート・ビスケット・エネルギーバー等でカロリーが高いもの)を少しづつ食べてエネルギーを補給してください。疲れてきたり高山病になると食欲がなくなるので休憩時のエネルギー補給を忘れないでください。少々割高になりますが、途中の山小屋でも販売しております。

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知識14
9月にも富士山に登れるって本当?
8月26日を「お山じまい」と言いますが、9月になっても富士山はまだまだ登ることができます。比較的すいているのでマイペースで登れ、就寝スペースもしっかり確保できてぐっすり眠れその分疲労も少なくなり安心度が増します。澄んだ秋空も最高!ただし、山頂の山小屋・トイレが閉鎖しているので御注意ください。

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知識15
富士山は大混雑?
【週末・お盆】:かなり混雑します。登山道も渋滞し、山小屋も込み合います。9月は週末でも比較的すいている。逆に、【週末やお盆を避ける】:出発日を日曜日にずらすだけでも週末よりは快適な登山になるはず・・・おすすめは7月下旬の梅雨明けから10日間【8月末〜9月】:登山者の行列も比較的少なく、澄んだ秋空も最高です!

基礎
知識16
雷が鳴ったら!
標高が高い山では雲の上にいる為、雷は地面を這って登山者を襲います。近くに山小屋が有れば山小屋へ非難してください。ガイド付きのツアーの場合にはガイドの指示に従ってください。

基礎
知識17
登山道(下山道)を間違わない
富士登山MAPを持って登頂してください。河口湖(吉田)ルートの下山道は途中で須走ルートとの分岐点が有るので注意してください。須走側(静岡県)に降りてしまうと富士山5合目まで戻るのに車で約2時間半!くれぐれも御注意ください。

基礎
知識18
ゴミは各自で必ず持ち帰る!!
山小屋に捨てられるものは山小屋で購入したものだけ。ゴミを街まで降ろして処理するには多大な費用がかかります。自分で出したゴミは自分で持ち帰るのが鉄則です。

基礎
知識19
植物・石を持ち帰らない
富士山五合目より上は特別保護地区に指定され自然保護のための厳しい規制がかかった地域です。植物・石・溶岩等の持ち帰りは行わないでください。

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